FEATURES 今月の特集

本屋さんに聞いた“テーマ別”絵本セレクション

本屋さんに聞いた“テーマ別”絵本セレクション

親子の時間をもっと楽しもう!本屋さんに聞いた“テーマ別”絵本セレクション

まだまだ“STAY HOME”が続く今、
本を通して触れ合う「親子時間」を楽しみませんか?
今回、本屋さんがおすすめの名作や、
子どもの好奇心を刺激する絵本を
年齢別&テーマ別にご紹介します。
大声で笑ったり、感動したり、
親子で夢中になって楽しめる1冊に出会えるかも!

[モデル]
梅木大翔くん
& 美空ちゃん
監修
移動式書店 るーこぼん
店主 大石 香さん
ワーゲンバス風の移動販売車で本屋を営む2児のママ。「本を通じて人を元気にしたい」との思いからトランク一つで移動販売をスタート。現在、久留米市を拠点に「やかまし村のギャラリー」の定期出店をはじめ、九州各地のイベントで本の楽しさや魅力を発信中。
出店状況などは公式Facebookをチェック!

色んなうんち絵本

赤ちゃん

「うんちがぽとん」

アロナ・フランケル 著・絵
アリス館 /880円

かわいらしい絵とお話で、「トイレが自分でできると楽しい!」をたくさん伝えてくれる絵本。絵本の「まあくん」になりきって何度も繰り返しページを読み進めることで、自然とトイレの楽しさを感じてくれると評判です。英語版もおすすめ。

幼児

「みんなうんち」

五味太郎 著・絵
福音館書店 /990円

「うんち」をユーモアいっぱいに描いたベストセラー。「うんち」と聞くと思わず笑ってしまうけど、実はとっても大事なこと。いろんな生きもののうんちを通して、命の循環を感じながら、「当たり前だけど大切なこと」が学べます。

低学年

「POO うんち」

ニコラ・デイビス・ニール・レイトン 著・絵
フレーベル館 /1,320円

うんちをするのは何のため?うんちって何?そんな「うんち」のさまざまな謎にユーモラスに迫ります。うんちにまつわる興味深い知識やエピソードをたくさん盛り込んで、徹底的にうんちを科学したノンフィクション本!

楽しく遊べる絵本

赤ちゃん

「きょうのおやつは」

わたなべちなつ 著・絵
福音館書店 /1,650円

鏡のように反射する紙を使用して作られた本。絵本を開くと両側の絵が互いに映り込み、奥行きのある不思議な絵が浮かび上がってきます。甘い香りがしてくるような、驚くほど立体的なホットケーキに子どもはもちろん、大人も釘付け!

幼児

「バランスにんじゃ」

野出正和 著・絵
幻冬舎 /1,760円

人の形をしたシンプルな形の「忍者」を使い、さまざまな形を作って遊び、創造力を育てる積み木付きの本。パズル、ドミノ、立体バランスゲームなど、いろんな遊び方ができるので、ついつい夢中になってしまうこと間違いなし!

低学年

「コんガらガっちシリーズ
あっち→こっち→すすめ!の本」

ユーフラテス 著・絵
小学館 /1,320円

クリエイティブ・グループ、「ユーフラテス」が手掛ける、楽しい仕掛けが随所に盛り込まれた新感覚の絵本。自分の選んだ道によって物語が全く違う結末になり、何度読んでも新鮮さが味わえる面白さに、子どもも大人もハマってしまう!

パパに読んでほしい絵本

赤ちゃん

「おとうさんもういっかい
たかいたかい」

はたこうしろう 著・絵 /アリス館 /1,100円

パパと子どもが一緒に読むことで、たくさん触れ合うきっかけになる一冊。絵本を通じて「こんな遊びがあるんだ」と遊びのヒントもたくさん得られ、子どもとのコミュニケーションが苦手なパパも、子どもとの時間が楽しくなるはず!

幼児

「ノラネコぐんだんシリーズ
ノラネコぐんだんパンこうじょう」

工藤ノリコ 著・絵 /白泉社 /1,320円

食いしん坊のノラネコぐんだんが巻き起こす大騒動!破天荒だけど憎めない「悪カワイイ」ノラネコぐんだんが、ワンワンちゃんのパンこうじょうに忍び込み、パン作りに挑戦!?わんわんちゃんになりきって、子どもと一緒にたくさん笑おう!

低学年

「パパが宇宙をみせてくれた」

ウルフ・スタルク 著/エヴァ・エリクソン 絵
BL出版 /1,430円

作者・ウルフの少年時代の思い出を描いた本。本の中の父と子の微笑ましいやり取りを通じて、「パパはいつだって子どもを喜ばせるのに一生懸命なんだ」という気持ちや深い愛情が伝わるよう、ぜひパパに読み聞かせしてほしい一冊。

読んで賢く知育絵本

赤ちゃん

「こどもずかん」

よしだじゅんこ 著・絵
学研/1,045円

動物や食べ物、のりものなど、子どもが大好きなジャンル別に、かわいいイラストでものの名前や姿を楽しみながら、ことばも英語も学べる楽しい認識絵本です。いろんなものの名前や言葉に興味関心が芽生えたらぜひ、一緒に楽しんでほしい一冊です。

幼児

「あいうえおさん」

森絵郁・荒井良二 著・絵
河出書房新社 /1,650円

「あ」から「わ」までのひらがなで作られる心地よいリズムでつづられる言葉遊びが楽しい絵本。大人でもクスッと笑える、味わいのあるイラストに心も和み、不思議と元気が湧いてくるような気持ちになれます。

低学年

「冒険図鑑」

さとうち藍 著・絵
福音館書店 /1,760円

生きるのに役立つ野外生活の案内書。冒険心をくすぐられる内容に、読み始めたら外にでかけたくなるかも?!薬草や応急手当、料理の基本や天体観測など、外出時はもちろん家庭でも役立つこともたくさん掲載されているので、防災にも役立つ一冊です。

しかけが楽しい絵本

赤ちゃん

「ずぼ!」

さかざきちはる 著・絵
ポプラ社 /1,078円

いたずらざかりの赤ちゃんの好奇心を育てるしかけがいろいろ詰まった絵本。山盛りのポップコーンやケーキに、思いっきり手を「ずぼ!」。いつもは怒ってしまうようないたずらも絵本ならOK!子どもと一緒に遊びながら楽しんで。

幼児

「かじり屋ニブルス」

エマ・ヤーレット 著・絵
ワールドライブラリー /2,200円

なんでも食べちゃうかじり屋ニブルス。大好物の本を次々とかじっては、もぐり込んでとやりたい放題。ページを進めるたびに現れるフラップをめくったり、穴を覗いたりしながら、小さなモンスターを追いかけよう!

低学年

「いのちのまつり つながってる!」

草場一壽 著・絵
サンマーク出版 /1,650円

幅広い読者層に指示されるロング&ベストセラー絵本。心温まるストーリーと壮大なしかけを楽しみながら、数え切れないほどつながっていく大切な「命のつながり」が感じられる一冊。

ママも癒やされる絵本

赤ちゃん

「ぎゅ~っ!」

いしづちひろ 著・絵
くもん出版 /880円

ぎゅ~っと抱きしめることで伝わる「だいすき」の気持ち。子育て中の辛い時にも、この絵本を読んで、子どもを抱きしめられる「幸せ」を感じながら、子どもとのスキンシップをたくさんとって楽しんでほしい、そんな絵本です。

幼児

「よい子への道」

おかべりか 著・絵
福音館書店 /1,100円

「よい子」になるには、「してはいけないこと」がいっぱい。ユーモアたっぷりに描かれた「してはいけないこと」に、子どもも大人も爆笑?!パワフルな子どもたちについイライラしてしまうこともあるけれど、これを読んで笑って息抜きを!

低学年

「ラヴ・ユー・フォーエバー」

ロバート・マンチ 著/梅田俊作 絵
岩崎書店 /1,430円

子育て中のママへの応援歌として読み継がれる絵本。どんなに大きくなっても、親は子どものことがずっとずっと大好きだという気持ちを忘れずに生きてほしい、そんな願いを込めて親子で読んで欲しい本です。

読んで学べるしつけ絵本

赤ちゃん

「おくちをあーん」

きむらゆういち 著/長谷川義史 絵
ひさかたチャイルド /990円

さるくんやうさぎちゃんが次々に「おくちをあーん」して食べさせてもらったあとは、パパとママに「おくちをあーん」のお返し。「いっしょに食べるってとってもたのしい!」が感じられ、食べることが大好きになる食育にもぴったりの絵本です。

幼児

「やさいのおなか」

木内勝 著・絵
福音館書店 /1,100円

いつも食べている野菜。でも、なかなかじっくりと見る機会のない野菜の「おなか」。次々と登場するシルエットをあてっこしながら楽しんで。身近な野菜の面白い一面を知り、自然と野菜に興味や親しみがもてるようになるはずです。

低学年

「大人も知らない!?
SDGsなぜなにクイズ図鑑」

笹谷秀光 著・絵 /宝島社 /1,430円

世界的なトレンドとなっている「SDGs(持続可能な開発目標)」を、クイズ形式でわかりやすく学べる一冊。巻末に書き込み式の「SDGsアイデア&アクションノート」が付いているので、親子で一緒にSDGsを考え、未来のために今できることをはじめてみよう!

みんなで紙芝居絵本

赤ちゃん

「おおきく おおきく おおきくなあれ」

まついのりこ 著・絵
童心社 /1,540円

みんなの掛け声でいろんなものが次々大きくなるお話。子どもたちの声で物語が進行していく紙芝居は誰かと楽しむ気持ちを共感でき、ワクワクやドキドキもどんどん膨らんでいきます。

幼児

「ごきげんのわるいコックさん」

まついのりこ 著・絵
童心社 /2,090円

コックさんの表情が面白いと大人気の作品。どんなにご機嫌が悪くても、ちょっとしたことで大笑いできるんだと思わせてくれ嫌なことや心配なことも、このお話を思い出すときっと笑顔になれるはず!

低学年

「ばけばけ〜どん!」

谷地元雄一 著/夏目尚吾 絵
童心社 /1,540円

ばけばけ~どん!とコンちゃんがいろんなものに変身していくように、お着替えやトイレ、お箸など、子どもたちもいろんなものに挑戦していくもの。失敗しても大丈夫!と教えてくれるお話です。

怖いけど気になるおばけ絵本

赤ちゃん

「ねないこだれだ」

せなけいこ 著・絵
福音館書店 /770円

「おかあさんがつくった絵本」というキャッチコピーで50年愛されているロングセラー。シンプルながらも可愛らしい貼り絵と独特のストーリー展開で、子どもたちを絵本の中の「おばけの世界」へと引き込んでくれます。

幼児

「くまのこるうくんとおばけのこ」

東直子 著・絵
くもん出版 /1,320円

やわらかな言葉で紡がれた、ちょっぴり切なく、心温まる友情物語。仲良くなった「おばけのこ」との小さな冒険にドキドキする1冊です。すべての見開きに挿絵が入るので、親子で楽しむのはもちろん、はじめての1人読みにもおすすめです。

低学年

「おばけずかんシリーズ」

斉藤洋 著/宮本えつよし 絵
講談社 /1,210円

未就学児から小学生に絶大な人気を誇るシリーズ。昔から知られているおばけがたくさん登場し、どんな風に怖いのか、出会った時の対策法など。身近なところに「いるかもしれない」と想像するのも楽しい一冊!

子どもの本の専門店に聞いた

「本を読んであげること」が
大切な理由

読み聞かせに、決まり事やスタイルはありません。親子でストーリーを共有し、共感することが大切です。本の世界に入り込み、創造力を膨らませることで感性は刺激され、子どもたちの好奇心が高まります。また、登場人物の心情を想像しながら読み進めることは、将来、悩みを抱えたり、何か問題に対峙したりした時、子ども自身で乗り越えていくための「ヒント」になるはずです。さらにパパやママにとっては、子どもと絵本を読む時間は心身を休め、子どもの成長をじっくり感じられる貴重な機会となるでしょう。
コロナ禍で子どもたちが大きな声で笑ったり、外で思い切り遊んだりできない状況が続く今こそ、本を通じた豊かなコミュニケーションで、心を健やかにする時間をたくさん作ってあげてほしいと思います。

監修
店主 前園 敦子さん
店舗で開催される読み聞かせ会のほか、保育所や幼稚園、学校などを訪問しての読み聞かせ活動も行っている。1989年のオープン以来、地域に根ざした書店として愛されている「エルマー」。放課後にはたくさんの子どもたちで賑わい、子育て中のママたちの憩いの場としても親しまれている。
子どもの本専門店 エルマー
[住]福岡県春日市春日原東町3-16-5
(JR鹿児島本線春日駅から徒歩6分 西鉄春日原駅から徒歩1分)
[☎︎]092-582-8639
[休]第2火曜
[営]10:00~19:00

エルマーおすすめの絵本

赤ちゃん

「おひさま わらった」

きくちちき 絵・作
JULA出版社 /2,530円

草や花、虫や鳥などの生き物たちを色鮮やかな木版画で描いた「命」を感じる一冊。画面いっぱいに描かれた版画は、ページをめくるごとに風を感じ、草木の香りを感じ、命のつながりの尊さに気づかせてくれ、豊かな感性や心のゆとりをもたらしてくれます。

幼児

「なんだかたのしそう」

古内ヨシ 絵・作
絵本館 /1,430円

始まりはオナラ!?ゆかいでのんきな動物たちが繰り広げる、「たのしそう」の連鎖で思わず笑ってしまう、たくさんの笑いが詰まった絵本。ぜひ、親子で一緒に楽しみながら、表情豊かな動物たちと大きな笑い声をあげてほしいと思います。きっと自然に心もほぐれていくはずです。

低学年

「おもわず おもわず」

えがらしみちこ 絵・作
あかね書房 /1,540円

子育て中のパパやママが思わず共感してしまう、おでかけで子どもがやりがちな「あるある」がテンポよく出てきます。大人がついつい怒ってしまうようなことも、子どもにとっては大きな発見や驚き。子どもの「今しかない愛らしさ」に気づかされる絵本です。


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